社参戦のニュースが出ましたね(そわそわ)
オロチ皆揃ったりしないのかな(そわそわ)
そんな気持ちが落ち着かない中、軽く部屋の整理をしました(部屋のPCの位置が悪いせいで腰に悪いし机が狭い)
すると本棚の奥から昔の自由帳が出てきました。
うーーん、全体的にのっぺりしとる(因みに大変分かりにくいですが、FF12のガブラスです)
体の線も真っすぐ過ぎて、せっかくワイシャツという萌えアイテムを着ているのに全然ぐっとこない。
今もそうですが、絵の基礎がなっていない私はとにかく体が描けない事が悩みです。これを描いた時期なんて今よりも酷く、首から下が描けないし顔も似たような方向しか描けない。何一つ自分の絵の良い所が見つけられず、絵を描く度に落ち込んでいました。
そんなある日、何がきっかけだったかは忘れましたが「こんな事では描きたいもんも描けんしつまらん!どげんかせんといかん!」と、強く思いました。
しかし、美術的な本を買ってコツコツ練習する気は起きず、どうにか二次元で楽しく体の練習が出来ないものかと考えまして。結果、キャラクターの動きが激しい作品(ジャンル)にハマれば自ずと体を描く機会も増え、色んなポーズを描けるようになるのではないかと思いました(怠惰)
キャラクターがよく動き、尚且つどんな風に体を動かしているのか分かりやすいもの……となるとキャラクターの衣装は薄着……。
薄着で筋肉が良く出てくるジャンル……スポーツもの……格闘技……ゲームで考えると……格ゲー……?🤔
一瞬戦隊モノも浮かんだのですが、30分なら30分時間を拘束される行為があまり好きではなく、馴染み深いゲーム路線で探してみることに(漫画は静止画なので却下)
とはいえ正直格ゲーというジャンルもそれまでの私にとっては縁遠く、あまり気は進みませんでした(小さい頃、兄とガチャ押しでやったスト2は楽しかったけど)
それでもひとまず有名どころをピックアップして、推しになりそうなキャラクターを漁ること数日。ゲーニッツを発見した私はひとまず彼を臨時の推しという事にして、絵の練習台をKOFに決めたのでした。
本当は半袖半ズボンで隆々な上腕二頭筋や太腿を見せつけてくるとか、半裸でバッキバキな腹筋背筋が眩しいみたいなキャラにハマり、ドンドン筋肉を描く予定だったのですが……。ゲーニッツでは今まで好きだったキャラクターと大して変わらないのでは?
しかしそこは格ゲー。とにかくキャラクターの動きようが凄い。
そもそもドット絵って模写して参考になるのかな?とKOF買ってから不安になったのですが杞憂でした。ほんと、クオリティの高いドット絵ってきちんと陰影がついてて美しいですよね。
模写を続けたことにより劇的に体が描けるようになった!!とは言えませんが(おい)少なくとも体のバランスの大切さや服に包まれた体の膨らみなど、それまで気にも留めていなかった部分を意識するようになりましたし、格ゲーなだけあって腕を振り上げたり足を踏ん張ったり様々なポーズを練習することが出来ました。あと推しの色んな動作を描くのって楽しい。それまで顔ばかり書いてしまっていましたが、キャラクターにポーズを付けるとこんなに絵って楽しいのかと、初めて実感しました。
KOFで練習して半年後(最初の絵からは1年後)に描いたやつ
何が言いたいかというと、もしも「絵が上手くなりたいのに美術の勉強が続かん!敷居が高いよ!」と感じていたら、まず出来る事から始めてみてはいかがでしょうか……というお話。
本当はちゃんとした基礎から勉強出来たら一番良いんだろうけど、続かないもんは続かないですし💦「やらないよりマシ」精神で。
少なくとも私はこれで服の中に体が入っている感じには描けるようになりましたし(元々の画力が酷すぎたせいもあるけれど)「真剣に学ぼうとすれば何かしら得るものはある」と思えたことが一番の収穫かもしれません。
相変わらず体のバランスや動きを描く事は苦手ですが、明らかに最初に載せた絵の頃よりも自分が描きたいものが描けるようになっています。
今では殿堂入りの好きキャラであるゲーニッツにも出会えましたしね(笑)
結局は私も今現在
先生にお世話になっているところなので、絵が上手くなりたいなら当然正統派な勉強方法は必要になってくると思いますが、ガチのお勉強の前の軽い一歩としての格ゲー模写。コッソリおススメです。