ひこばえの

底辺お絵かきマンのデカい独り言。「読者登録について」をご一読ください。

ちょっと詳しい社員紹介

ちょい長めなので折り込みます。

 

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秋田圭一郎 Akita Keiichiro(40手前)
カサンドラ社、採掘課課長。以前は某中小企業の総務にて、主に人事の役割を担っていた。
性格は温厚。対人トラブルを避けるために自己主張は少なめ。見た目の怖い物が大の苦手で、黄泉は一生無縁の場所と思っていた。しかし、旧友の代わりに多額の借金を背負わされた事により、探行士の道を選ばざるを得なくなる。
へっぽこな言動が目立つが、常に部下のコンディションを気遣い、本人の実力を発揮出来る方法を考え提案する姿は、前職でも上司として人気が高かった。
 

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狛村隼人 Komamura Hayato(還暦くらい)
強面のため、よく極道と間違われる老紳士。豪快な性格で、筋の通っていない事は嫌う傾向にある。秋田とは遠縁。彼の事は亡くなった妻共々、本当の息子の様に可愛がってきた。狛村家には入り婿としてやってきた為、秋田と血の繋がりはない。
黄泉公社が設立されて間もない頃に、探行士をやっていた時期がある。秋田が借金返済のため黄泉へ行くと知り、居ても立っても居られず入社した。
 

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西留桃花 Nishidome Momoka(20代後半)
某大手企業に勤めていた元OL。早く結婚して女性として幸せになって欲しいという両親に反発し上京していた。
見た目は普通に振舞っているが、前職で受けた嫌がらせと同居していた男に金を持ち逃げされた事で、内心自暴自棄になっている。どうせ死ぬなら誰かの役に立ってからと思っているが、恐怖で吐きそうになりながらも部下を守ろうとする秋田に、少しずつ心を動かされている様子。
 

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 並川理子 Namikawa Riko(桃花より少し下)
自身について多くを語らぬ謎多き女性。表情に乏しく威圧感があるが、人の機微に聡く、さりげなく親切。女性にしては筋肉質で力持ち。
表向きは実家を助けるため金が必要という事にしているが、実際は秋田に借金を負わせた組合の構成員。叔父である組長からの命令で、黄泉へ行く秋田を密かに見張るために入社した。
 
 

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月岡糺 Tukioka tadashi(狛村より少し上)
いつも柔らかな笑みを絶やさない、某私立大学で教授を務めていた男性。飄々とした物言いで、よく秋田を困らせる。
妻子とは既に死別。どうせ独り身なのだからと、以前から気になっていた黄泉へ行くことにしたらしい。
というのは建前で、本当は黄泉族の研究中に死亡した娘について確かめたい事がありやって来た。
涼が、娘の残した研究ノートに興味を持っている事を非常に嬉しく思っている。
 

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山科涼 Yamashina Ryo(10歳ちょっと)
探行士を生業とし、探行士として死んだ両親を持つ少年。物心ついた時から、祖母と二人で生きてきた。
祖母が亡くなった後は親戚の家に預けられるが、関係がこじれてしまい家出。偶然カサンドラ社が、年齢問わず探行士を募集していると知り、転がり込むような形で入社する。
滅多に家に帰らない両親や、本心では自分を快く思っていなかった親戚との事もあり、大人に対してやや不信感が強い。
秋田や他の探行士メンバーの事を気に入ってはいるが、信用しても裏切られるのではないかと恐ろしく、一線を引いてしまっている。
それでも月岡には割かし懐いており、よく彼の持つ黄泉族の研究ノートを解説して貰っている。